第2章 第2章 少女一方通行(しょうじょあくせられーた)
少女一方通行「話を戻しますが、実は私は厳密に扱われていたんです。一方通行のデータはもういらないからと言われていたらしく、私は未知的実験『絶対能力進化計画(レベル6シフトけいかく)』の実験を行わされていました。」
一方通行「!!」
その時、初めて一方通行は驚いた顔を見せた。
一方通行「オマエ何言ってンだ?レベル6シフト計画は、俺が最初の被験者だとあいつら(研究者共)は言っていた。」
少女一方通行「それは間違いです。いや、間違いではないのかもしれません。一方通行さんが行った実験というものは、確か"20000通りの戦闘環境で量産能力者(レディオノイズ)を20000回殺害する"というものでしたね?その量産能力者に使われた能力が超電磁砲(レールガン)。そして、一方通行さんは1万人ほどの超電磁砲を殺害した。ですが、何者かに襲撃をされあえなく実験は中止された。この"20000通りの戦闘環境で量産能力者(レディオノイズ)を20000回殺害する"という内容の実験では一方通行さんが最初の被験者で間違いはありません。ですが、私はこれとは違う内容で実験を行いました。」
一方通行「アァ!?」