第3章 噂が広がるのは恐ろしいほど早いものだ!!
1-A組 教室
(私の人生もう終わったよ…(泣×∞))
「おはよ、ルナ!」
挨拶をして隣の席に座ったのは、高1の時から同じクラスで席が近い男友達のレンだ
『うぅっ… レンおはよう…』
「どうしたの? 朝からネガティブだね…?」
『私の恋は終わったんだよね…(泣)』
「(鯉…?) 飼ってたの?」
『いや… 恋に強いわけじゃないけど…』
「強い鯉に逃げられちゃったんだね」
レンがそう言うとルナはますます落ち込んだ
「あっごめんね!(焦) 思い出させるつもりはなかったんだよ!;」
『いいよレン… わざとじゃないって分かってるからさ…』
窓から空を見るルナの目は遠い
すると
ルナの視界に見覚えのある青い髪が見えた
『…あ』
「ん? ……やぁハニーじゃないか☆」
『いやぁあああ!!!! ナルシスト男ぉおおお!!!!』
「なっ何事!!?;」
悲鳴に似た声を上げたルナにレンは驚いた
「そんなに俺との再会を喜んでくれてるんだね…☆ 俺は嬉しいよルナちゃん!!vV」