第3章 噂が広がるのは恐ろしいほど早いものだ!!
「…ん?君はハニーの友達かい?☆」
「えぇ、そうよ」
「俺はルナちゃんのダーリンのカイトだよvV よろしく☆」
カイトはニッコリ笑ってミクに手を差し出したが
「うん知ってる」
と言ってミクはスルーした
『相変わらず男には厳しいねミクは…;』
「そう?」
「はっはっはvV さすがハニーの友達だ☆」
(こいつにとっては痛くもかゆくもないという事か…;)
「ちょっと、ルナをハニーって呼ぶのやめなさいよ
ルナが嫌がってるでしょ!」
ミクの言葉にカイトは少しムッとした顔をした
(ん?今…)
「何を言うんだい? ハニーが嫌だと言ってないのにどうして分かるのかな?☆」
「ルナはハニーって呼ばれて喜ぶようなキャラじゃないのよ!」
『ごもっとも』
「ホラね」
「そんなルナ…!」
俯くカイト
ショックだったのだろうか?
(落ち込んでる…?)
「…分かったよ…
お姫様って呼んでほしいんだね?」
顔を上げたカイトの顔は真剣である
『…この、ナルシスト男め!(怒)』