第3章 噂が広がるのは恐ろしいほど早いものだ!!
カイト君が嘘をついてるって事?」
嘘…?
…いやでも…
『あんな風に無邪気な人が嘘をつくなんて…思えないけど…』
「…ま、どちらにせよ…
好きじゃない人と付き合うのはよくない事だからね!
ファンクラブの人達に叩かれる可能性もあるんだから」
『笑顔で怖い事言わないで!!;』
「ごちそう様」
ミクは食べ終わって弁当箱を片付ける
『食べるの早いね相変わらず…』
「ルナが遅いの! それと、誤解だったんなら誤解を解くのに協力してあげる」
『ホント!!?』
持つべきものは友達、というやつだ!
「お礼は駅前のショートケーキセットがいいかな」
『奢らせて頂きます』
……多分
すると、屋上の扉が開いた
「あ!居た居た!!☆」
『ゲッ;』
「ハニー探しちゃったじゃないか♪」
屋上にやってきたのは、カイトとレンだった
『レンも一緒?』
「うん♪ いつもカイトと一緒に食べてたからね」
いつもカイトと食べてたのね…;