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【おそ松さん】マツノトクエスト

第21章 【番外編】マツノトクエスト 第二十章



「━━━━━━ん?! んん?!! あ、貴方様方はもしや……っ」

 人の下着を勝手に暴露したスケベドワーフヤロ、じゃなかった。
 店主が今度はおそ松達の股間を見て停止する。
 眉が寄って髭を撫でてじーっと、私の白いパンツを見た時よりも長くその場所を見つめている。

 も、もしかしてこのお爺さん……そっち系の人……?

「な、なに? 何でこっち見てるのお爺さん、怖いんだけど?!」

「俺の溢れる魅力も老人相手と言えど押えられなかったようだなぁ、参ったぜぇ」

「なんだよ、俺達のチ×コでも見てんじゃないだろうな?! お金取るよ!!」

 おそ松違う。
 突っ込むのそれじゃないから!

「ふーむ、そのタマ……もしやと思いましたがやはり、伝説の勇者様とその童貞、純潔の乙女のパーティでしたか、いやはや失礼を致しました」

「お爺さん……どこまで見えてるの?」

「おい、セクハラだぞナス子!」

「そうだよ、僕らの玉の場所気になってるって事だよね、ナス子姉エッチだよ!!」

「ハッハーン、俺は教えても俄然問題はないが?」

「いや、いいです。言わないでください聞きたくないしセクハラでもエッチでもないからね?」

 口を開くとすぐこうなる、ほんとにどうしようもなくしょうもない連中だわ。
 呆れた声と呆れた目を3人に向けながら私たちに頭を下げる店主さんは 透視のスキルでおそ松達の伝説アイテムの玉を見たようだ。

「ずっとお待ちしておりました勇者様方。さささ、中へお入り下さい」

「え? 待ってた? ……よくわかんないけど行く?」

「まぁ、そう言われたら行くよね。普通は」

「そう、だな。何か意味深なものを感じるぜ」

 どうぞどうぞと言われながら手招きで中に案内されカウンター前に設けられている一つの円形テーブルに座らされると、お茶を出してもらい店主は一度その場を後にした。
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