• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


相葉さんは心底心外だって顔をした。

「なんで俺がアヤツを?」
「ふうん…」

ちらりと翔くんは俺の顔を見た。

「もしかして…雅紀も?」

なんで俺に聞くんだ。

思わず顔がぶすっとしてしまう。
それを見た翔くんはますます何かを考え込む顔になった。

「なに?なんなわけ…?翔くん?」
「えー?なに?なんのこと?」

翔くんは空になった弁当を放り出した。

「おまえら…」
「なあに?翔ちゃん」
「…いや…でもなあ…」

なにやら一人でブツブツ言ってる。
また無言で考え込んでしまった。

翔くんが喋らなくなってしまったから、弁当の続きをもそもそと食べた。
なんかあんまり味がしなかった。

食い終わってもまだ翔くんは考え込んでる。

「俺、ちょっとコンビニ行ってくる…」
「あ、俺も行こうかな」
「俺も」

なんだかしらないが、相葉さんも翔くんもついてきた。

「え?翔くんも?」

そう言ったら、ガシッと首を抱え込まれた。

「うわっ!?」

びっくりしていると、翔くんが顔を近づけてきた。

「なっなにすんだよっ!」
「…さっきの話、ちょっと詳しく聞かせろよ…」

もんの凄い低い声でいうから、これは逆らえないやつだと思った。

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp