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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


「わ…わぁぁぁっ…」
「あああああっ…」

相葉さんと俺は同時に叫んで、大野さんから顔を逸した。

「えっ…えっ…なに?松潤も相葉ちゃんもどうしたの!?」

心臓がバクバクしてる。
顔もきっと真っ赤になってる。

ちらりと見た相葉さんも真っ赤だった。
もしかして、同じこと思い出した?

「な、なんでもないよ?おーちゃん」
「う、うん…なんでもない」
「…だから…わかってくれた?俺、変な気持ち持ってないから…」
「うんっ…うん!わかった!ごめん!大野さん!俺、偏見とか持ってないから!」
「俺もだヒョ!」

いきなりヒョってひっくり返るから、大野さんは爆笑した。

「あ、相葉ちゃあん…」
「やぁだ…もお…」

コロコロと笑う大野さんからは、やっぱりとろんと甘い匂いが漂ってきて。

これは、やばい。

やばいと思うのに、大野さんから離れることができなかった。
むしろ、もっとこのいい匂いを感じたい…

もっと近くに…もっとくっついて…

ふと見えた襟足。
そこからシャツに隠れてる首筋から鎖骨のラインが見えた。
男だってわかってるのに、なぜだかかぶりつきたい衝動が俺を襲った。

突然、きゅっと口を結んで大野さんが顔を上げた。


「ごめんね…松潤、相葉ちゃん。これからも…そばにいてくれる…?」



唇が…ぷるんと光って

何かが俺の中を走っていった


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