第2章 アボカド
よっぽど可笑しいのか、顔を真っ赤にして堪えてる。
「だって俺、ネコだもん」
「は?ネコ?」
(ΦωΦ)ニャ~
「ああ…だから、その…なんていうの?下?女役?」
「あ?え?」
「だからぁ…抱くより抱かれたい…っていうの?」
「あ、ああ…」
「女なら抱きたいけど、男には…その…抱かれたい…っていうか…」
最初は勢いが良かったけど、だんだん自分が何を言っているのか理解したらしく、最後はなんだかモゴモゴ言ってた。
「…だからぁっ、松潤のこと襲ったりしないよ!」
言い終わって、顔を真っ赤にして両手で顔を隠してしまった。
「もおっ何言わすんだよ!…」
「…勝手に言ってんじゃん…」
「うん…ごめ…ん…」
その時、大野さんの襟足からいい匂いがした。
とろんとする、あの匂いだ。
まるで女の子みたいな…
「だから、さ…安心してよ…」
小さな声でボソボソ言ってる肩は、ちょっと震えてる。
やべ…なんかまじで女みたい…
これはまずいと思って、大野さんから目を逸した。
そしたら相葉さんと目が合って。
”…男って…”
”すんごく気持ちいいらしいよ…?”
なぜだか、あの日の会話が耳に蘇ってきた。