第2章 アボカド
なんとか部屋から出てくのを阻止しようとしたけど、リビングの出口で3人で揉み合いになった。
「だからっ…平気だって言ってるじゃん!」
「だめだって!おーちゃんっ」
「さわんなよ!俺、ホモだぞ!?」
「もう!そんなこというなよっ…」
相葉さんと二人でぎゅっと抱きしめる形になった。
「だから、軽蔑なんかしてないし…ごめん、その…ちょっと、リアルに想像しちゃって…」
「え…?」
動きが止まったから、ほっとした。
「俺、どうしたって男だから…そのぉ…抱かれるとか想像したらさ…」
「へ?松潤、そんな想像しちゃったの…?」
相葉さんがめっちゃ真顔で聞いてきた。
「だっ…しょうがないだろお?状況が状況だったんだし…」
「え…なんでそんな方向いったわけ…?」
「だから翔くんが…その…」
「は?なにモゴモゴ言ってんの?」
ちょっと相葉さんの腕が緩んだ瞬間、大野さんが笑いだした。
「ぶっ…ぶぶっ…」
「あ、笑った」
「だ、だって…」
「笑うなよ…いや、いいけど…」
「俺が松潤を抱く想像しちゃったの?」
「えっ…ええ…まあ…その…」
「松潤…」
相葉さんがドン引きで俺の顔を見てる。
「だっ…だって!」
「ぶぶっぶ…そ、そんなわけないじゃん…」