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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


「やっ…やめろっ…」

すんごい焦った声を出して、大野さんは起き上がった。
そのままクッションを掴んで、ソファの隅っこに逃げて丸まってしまった。

「なんだよお、遠慮しないでよお!おーちゃん」
「してないっ…もういい!」
「大野さん?」

クッションを抱えて丸まってる後ろ姿は、耳まで真っ赤になっていて。

「そんなに嫌だった?」
「…嫌じゃないけど…」
「ん?」
「だめなものはだめなのっ」

すんごい泣きそうな顔をこっちに向けた。
ほっぺたまでまっかっか。

「へ…変な声でるから…」
「「へ?」」
「もお!いいっ」

ぼふっとクッションに顔を埋めてしまった。

「…それって…別の意味で気持ち良くなっちゃったってこと?」

相葉さんが、妙なことを言い出した。

「ん?それって?」

思わず相葉さんを見ると、こっちも真っ赤になってた。

「……もん…」
「「え?」」
「だからあっ…触りすぎると、変になるんだもんっ…」

クッションに顔を埋めたまま、大野さんは叫んだ。

「ほえ…?」

”別の意味で気持ちいい”んだって、なにかわかるまで暫くかかった。

「あっ…そういうことか!」

俺はワンテンポ遅れて気づいた。


それって…アレだよな…

えっちな気持ちになるってこと…?

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