第2章 アボカド
戸惑う大野さんに構わず、相葉さんはまた頭をナデナデし始めた。
「い…いいよ?相葉ちゃん」
「でも気持ちいいんでしょ?もっとするよ!」
「や、え…っと…」
ちょっと困ったように大野さんは俺の方を見た。
どういうこと?って目を白黒させてるのが、なんだかかわいかった。
俺よりも年上なんだけどな。
「…俺もしよっかな」
「えっ?」
もっとびっくりした顔をするから、もっとからかいたくなった。
「だってこの前、疲れた俺のこと抱っこしてくれたろ?お礼、お礼」
そう言って俺も大野さんの横になるソファに近づいた。
「や、や、あの、松潤?」
肘掛けに腰掛けると、相葉さんと一緒に頭を撫で始めた。
「あの…あのぉ…」
最初は戸惑っていたけど、そのうち盛大に照れ始めた。
「や、やめろよお…」
「おーちゃん、遠慮しなくていいよ?」
「そうだぞお?気持ちいいんだろ?」
「えっ…うん…えっと…その…」
なんか知らないけど真っ赤になってもじもじし始めた。
「もっ…もう、いいからっ…」
そう言って俺達の手をどかそうとするけど、俺はなんか面白くなっちゃって。
「いいから、させろよ~」
とか言って、髪の毛をぐっしゃぐしゃにしてやった。