第2章 アボカド
こてっと俺の肩に頭を載せて、深いため息を付いた。
「でも…おーちゃんが知ったってなると、もしかして…」
「ああ…俺達にだけは、言うかもしれない」
そうなったら、大野さんどんな顔するんだろ。
また泣いちゃうのかな
それとも、二人を祝福して笑顔になるのかな
心で泣いて…笑うのかな
心臓がきゅっとした。
「切ねえ…」
「うん…」
そのまま、すやすや眠る顔を見てた。
「俺たち…おーちゃんになんかしてあげられるかな…」
「そうだな…」
翔くんもニノも…
こんな切ない気持ち抱えてるのかな。
誰かが誰かを好きになることは、いけないことじゃない。
でも俺たちは、仲間で…友達で…
大野さんはよくそういうのを越えた存在だっていうけど、まさにその通りで。
できれば傷つけたくない。
大事だから。
だけど、好きって気持ちが止められなかったのはわかる。
そりゃ、男同士だけど…
「なにがしてあげられるのかな…」
相葉さんがすんっと鼻を鳴らした。
「甘やかしてあげよ?」
「え?」
「おーちゃんが元気になるように、さ…」
何を言い出すのかと思ったら、相葉さんは立ち上がった。
「甘やかすって…なにすんだよ?」