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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第2章 アボカド


バニラアイスはあんまり食わないから、正直助かった。

「あまーい!」
「おいちいね!おーちゃん!」
「むふむふ」

まったり食後の時間を楽しんでから、やっと仕事の時間になった。

台本は一冊しかないから、プリンターでスキャンしてプリントアウトして、3人でセリフの練習をした。

「もうリハやってるんだっけ?」
「うん。ロケのとこ優先に…」
「ああそっか。スタジオよりロケが先なんだ」
「スケジュールの都合でどうしてもね…」

夏の北海道は涼しいから、ロケ楽しみだなぁなんて話ながら、稽古を開始した。

台本の漢字がわからないふたりに教えながら、なんとか何箇所かのセリフを読み合わせして。

リビングのローテーブルを避けて、そこで立ち稽古までしてしまった。
結構ふたりともノリノリになってくれて、相葉さんも大野さんも女性の役まで全部やってくれた。
大野さんのじいさん役は最高だった。

こういうのって2時間が限界で。

「ちょっと休憩しようかあ…」

ぶっ通しでやってたから、結構頭が疲れてて。

「なんかお茶でも淹れようか」
「うん…」

大野さんが眠そうにソファに腰掛けてて、大丈夫かなって思ってたら、案の定そのまま寝てしまった。

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