第2章 アボカド
ちょっとぶんむくれてる顔は子供みたいだ。
いつも通りの大野さんで…でも、いつもの大野さんとはちょっと違う。
やっぱり、失恋のショックなのかな…
無理にはしゃいでるようには見えないけど、でもいつもとは何かが違っていた。
冷蔵庫から炭酸水を取り出してリビングに戻った。
「あ、もうすぐできるから、服着てね、松潤」
「ああ。ありがとう、相葉さん」
なんか奥さんみたいだな…
ボーダーのエプロンまでつけてるし。
炭酸水を飲んで少し涼んだら、ベッドルームで着替えた。
戻ってみると、ダイニングテーブルにはもう料理が来ていた。
「松潤!ゴーヤチャンプルー作ったの。食べよ?」
「まじで」
寝起きから炒めものかよとも思ったけど、この人達は平気なんだよな…
「夏はビタミン!ゴーヤ最高!」
相葉さんが言うと、大野さんもキャッキャはしゃいで。
嬉しそうだったから、何も言えなかった。
相葉さんも大野さんも昼飯がまだで、3人で一緒に昼飯を食った。
「うぷ…」
ちょっと胃もたれしてたから、食後にコーヒーを淹れて。
お礼だよって、アイスコーヒーに貰い物の高そうなバニラアイスを浮かべた。
「わお!コーヒーフロート!」
「スイーツ部のお二人にどーぞ」
「わあ。ありがとう!松潤!」