• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


ああ…そういうことだったのか…

だから、「およめさん」になるまで長生きすることを、ちかちゃんのかあさまは願ったのかな…

「ちかちゃん…今、歳はいくつなの?」
「いつつ…」

一体いくつで、亡くなったのかな…

「ちかちゃん…」

雅紀inちかちゃんは、なにかを必死で思い出そうとしてるようだ。

「ちか、女の子じゃない…」
「うん…」
「ちかのかあさまは、かあさまじゃない…」

凄く混乱してるなあ…
どうしよう…事実を言うと、余計混乱するかな…

こういうとき、どうしたらいいんだろう…

「かあさま…ちか、どうして男の子になったの?」

真っ直ぐに見てくるから、答えに詰まった。

「そうだなあ…ちかちゃん…」

泣きそうな顔で、でも目を逸らさないでこっちを見てるから、正直に言ってしまうしかなかった。

5歳の子供に理解できるよう、なるべく言葉を選びながら説明した。

「ちか、よくわかんない…」
「だ、よね…」

ボリボリと頭を掻いてみたけど、いい案が出てくるでもなく…

「じゃあ、ちかはもう女の子になれないの…?」
「いや…まあ、そうだなあ…その体はね、雅紀っていう人の体なんだよ?」

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp