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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


俺に美々子さんが取り憑いたときとか、雅紀のときとか。
実際に先生が対話してるとこは見てない。

唯一、潤の事件のときだけは、対話というか純一郎さんと会話してるのは見たことがあるけどな…
でもあのときは非常時だったわけだし…

いつもどんな風にお話なさってるんだろう。

別にやってみようと思ったわけじゃなかったんだが、少しでも明日のための情報を引き出しておこうと思った。

「まあ…座ろっか…」

コンロの火を止めて、麦茶のパックを放り込んでおいた。
それから冷蔵庫からジュースを取り出した。
コーヒーを淹れようかとも思ったが、この子はまだ子供なんだろうし。

リビングに連れて行ってソファに座らせると、ローテーブルにジュースの入ったコップを置いた。

「さ、飲んで」
「はい…」

しおらしく、雅紀はコップを手にとって少し飲んだ。

「おいしい…」
「そう?」

そんな珍しいものでもないんだけどな。

「こんな美味しい水、初めて飲んだ…」
「ああ…」

そっか。
着物着てたもんな…
少なくとも現代の子じゃないよな。

「それにこのお洋服も、気持ちいい…」
「え?そう?」

洋服がわかるってことは…少なくとも明治以降の子なのかな…
洋装が一般的になった年代なんてわからないや…

歴史、勉強しとけばよかった…

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