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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


雅紀の指は、俺の股間を指していた。

「…コレは男の子のしるしです」
「かあさまはおとこなの?」
「雅紀にだってついてるだろ!」
「えーっ…」

慌てて雅紀は自分の股間を見ている。

「えー…」

がっかりした声が聞こえた。
そうだよな。
中身は女だもんな…

つか、なんで女の本物さんばっかりなんだ…
俺たちゃ男だぞ…

風呂からあがって髪を乾かしてやると、雅紀はまた眠ってしまった。
中身が子供だからよく寝る。

その間に、散らかったリビングの片付けをして…
食器を洗って…

あ。麦茶くらい作っておこうかな。
まだ明日もあるし…買い置きの水はたっぷりあるけど、明日は幸雄さんも来るしな…

そう思って湯を沸かしていたら、雅紀が寝起き顔でキッチンの入り口に立ってた。

「どした?ちっち?」
「ううん…」

お。また成長したな。
ちょっと大人びた表情をした。

「あのね…かあさま…」
「うん?」
「私、男の子になっちゃったの…?」
「あー…」

どうやら、体と中身の人の性別が別々なことに気づいたらしい。

「そうだな…」

行長先生がやってらっしゃる”本物さんと対話をする”って…
どういう感じなのかな。

普通に喋ってもいいものなのかな…?

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