• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


スパゲティーミートソースは、絶対幼児に単独で与えてはいけない。

「とほほ…」

身に沁みた…
ひとりで食べさせてたら、あんなことになるなんて…

「かあさま?」
「じっとしてなさい…」

頭からミートソースを被ってしまった雅紀を、風呂に入れてやっている。

「なんで頭から被るんだ…」

飲み物をあげようとちょっと目を離した隙に、雅紀は頭からスパゲティーの皿を被ってしまった。

「ごめなしゃい…」

普段からミラクルを起こす男ではあったが、中身を乗っ取られてもミラクルを起こすか…

顔にも髪の毛にもべっとりとミートソースが付いてしまって、ウエットティッシュで拭ってもヌルヌルが取れなかった。
だから、風呂に入れるしかなかった…

「はい。お湯を流すからね。耳と目を閉じて」
「あい…」

ぎゅっと耳を押さえて、目を閉じて下を向く。
椅子に座った雅紀の背後から、シャワーで頭の泡を流してやる。

「じゃあ次は、俺が洗うから、湯船入ってて?」
「はあい」

俺の方は損害はないが、部屋着のトレーナーにミートソースがべっとりついてしまっているから、もみ洗いをしなければ。

トレーナーを洗っていると、雅紀が不思議そうな顔で俺を見てる。

「ん?どした?」
「かあさま、それなあに?」

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp