• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


明日は朝から幸雄さんとチーフが来てくれて、雅紀に憑いてる人と対話をする予定だ。
チーフはお手伝いと状況確認だそうだ…

離れてもらうことができたらいいけど、それがだめならせめて雅紀を前に出してもらうよう抑え込むか…

でもそれができるのって、行長先生だよなあ…

形代を身につけて、一体幸雄さんにどこまでできるんだろうか…

そんなことを考えながら、さっきちょっと雅紀が汚しちゃったトイレの掃除を終えた。

リビングに戻ってみたら、雅紀はソファの上に起き上がっていた。

「雅紀?起きたのか」

中身の人の名前なんてわからなかったから雅紀呼びするしかない。
声を掛けたらこっちを見上げた。

「…かあさま…?」
「えっ…?」
「かあさま!」

びょんっとソファから跳ね起きると、俺に向かって突進してきた。

「おおっ…」
「かあさまっ…」

どすんとすごい勢いで抱きついてこられて、リビングのドアに強か背中を打ち付けた。

「ぐあぁ…」

ぎゅうううと抱きしめられて、息が止まるかと思った。

「ぐるじい…」
「かあさまぁ…」
「わがっだ…わがっだから…」

ずるずると床に座り込んで、雅紀の気が済むまで抱きつかれていた。

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp