第7章 ショコラ scene5
「はあ…疲れた…」
暴れる雅紀のケツを、なんとかキレイにしてリビングに戻った。
うん…成人男性のブツは…もう見たくないな。
ソファに寝かせておいて、洗い物を食洗機に片付けていると、リビングは静かになった。
そっと覗くと、また眠ってる。
ブランケットを掛けてやると、ふにゅっと言いながら深い眠りに落ちていく。
「ほぇぇ…俺、明日の朝まで生きてるかな…」
舞を始め、世のお母さん方は…
あんな痛みに耐えて赤ん坊を産んで、更には毎日こんな風にお世話してるんだよなあ…
「ほんとすげえよな…」
うちの母親も…俺のことマジ怒りすることが多かったけど…3人も産んで苦労してたんだろうなあ…
ちっとも言うことを聞かない人間の面倒なんて…俺には見ることができないや。
「おかあさん…いつも産んでくれてありがとう…か…」
雅紀が眠ってる間、どうしようと思っていたが…
よく考えたら、風呂洗ったり洗濯したり、やることはいっぱいあった。
いつも雅紀と分担してやってるから、なにからやればいいのか途方に暮れた。
「いやでも…やるしかねえか…」
幸い、明日の昼くらいまでの食料はある。
だから、炊事はしなくていい。
「よーし!やるぞ!」