第7章 ショコラ scene5
さっきはくにゃくにゃしてたんだが、幸雄さんとマネージャーが帰る頃には、しゃんとひとりでリビングのソファの上に座っていた。
もしかして成長してるんだろうか…
腹が減ってそうだから、ヨーグルトを与えたらがっつくように自分でスプーンを使って食べ始めたから、やっぱりちょっと成長してるみたい。
「まあ、俺の腹もすごい勢いででかくなったからなあ…」
「ぶ?ぶ?」
雅紀の口を拭きながらぶつぶつ言ってたら、いちいちそれに反応してくるからかわいかった。
姪っ子の面倒は見たことがあるけど、一日べったりとメインで面倒見たことはない。
ミスター不器用の俺が、一体どこまでベイビー雅紀の面倒見られるんだろう…
「頼むから…いい子で居てくれよ?雅紀…」
「んぶ」
「ぶっ…」
なんか…すげーかわいい…
食べるだけ食べ散らかしたら、そのまま雅紀はソファで眠ってしまった。
その間に、俺も手早く飯を食べた。
昨日からまともに食っていなかったから、もう本気で腹が減って。
ガッツガツ食ってしまった。
「やべえ…別の意味で腹が出る…」
ぐえっぷとダイニングテーブルでやってると、寝ていた雅紀がぐずりだした。