第7章 ショコラ scene5
今日はまだ行長先生の体調が思わしくないのと、準備にいろいろと時間が掛かるので、また明日ということになった。
幸雄さんは先生のご自宅で、明日の準備をするということで、帰っていかれた。
マネージャーは俺と雅紀が、今日一日食べられそうなものをたっぷり買って帰ってきたから、今日のところはいいよと幸雄さんの送りを頼んで帰ってもらった。
…こんな赤ん坊状態の雅紀を一人で面倒みられるかなと、ちょっと不安だったけど…
雅紀がこういう状態になったことは、メンバーには知らせて欲しくないから、チーフによくよく頼んでおいた。
こんなときに、みんなを不安がらせてしまうし、何をおいても家に来そうだったし…
特に智くんやニノは…
今は、日曜のことだけ考えていて欲しかったし…
土曜日に会見の最終的な打ち合わせをすることになってるから、俺だけでも腹がへこんだことは良かったのかもしれない。
後は、雅紀が…
この赤ん坊状態を脱してくれたら。
「まーさきぃ…」
「ぶ?」
さっきから、マネージャーに買ってきてもらったヨーグルトを食べているんだが…
「ぐちゃぐちゃじゃねえか~…」
一応、スタイ代わりのタオルを首に巻いてるのだが、そこまでべっとりとヨーグルトが付いてた…