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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


「翔ちゃんっ…開けてっ…」

無理…開けた瞬間に出たら…
いくら恋人だからって、そんな物を見せる趣味はない。

「ううううう…」

思わず唸り声が出てしまうほど腹が痛んできた。
腹というより…ケツ…?

だんだん下に降りていってる気がする。

「ねえっ…翔ちゃんっ…」

どうしようどうしようってオロオロする声が外から聞こえてくる。

「ゆっ…幸雄さんに電話…」

あっ…
そうだった、午後になったら幸雄さんが東京駅に着くんだ。

形代が手に入ったら、先生から指示あるってことだったけど…

この状態じゃ受け渡しに行けないじゃないか…!

痛くて立ち上がれなかったから、なんとかトイレから這い出た。
ドアを開けると、雅紀がスマホを落としてしまった。

「あっ…ああ…もうっ…」

慌てて取ろうとして、蹴っ飛ばして俺の横を通って、トイレにゴール!

それには構わず、俺のことを抱き起こした。

「ま…雅紀…」
「翔ちゃぁぁんっ…」
「俺はいいから、早く東京駅…」
「だっ…だめだよおっ…こんな状態の翔ちゃん残して行けないよおっ…」
「でも、幸雄さんから形代受け取って来なきゃ、どうにもならないぞ…」
「あっ!マネージャーに頼んでみるっ…」

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