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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


「…おーい…とーさんですよ~」

そっと俺の腹に向かって話しかけている。

「…なんか返事あった?」
「…ううん…なんも聞こえない」
「だ、ろうな…」

ペタペタと腹を撫でてみた。

「…おーい中身のひと~…かーさんですよ…」

俺も話しかけてみた。

「うっ…!?」

その途端、がつっと腹を内側から蹴り上げられた。

「えっ…翔ちゃん!?」
「なっ…なんかっ…」
「大丈夫!?」
「すっごい、蹴られて…痛っ…」
「えっ…ええっ…どうしよう…どうしよう…」

腹を抱えこんで、動けなくなった。

「ど、どうしよ…痛い?痛いんだよね?」
「う…あぁ…痛い…なんだこれ…」

ぼっこんぼっこん腹の中で動いてる上に、腹が張ってどうしようもない。

「やべ…」

あんまり腹の中で動いてるから、トイレ行きたくなった…

「ど、どうしたの!?」
「やばい…ちょっと出そう…」
「えっ…なにが!?」
「うんこ…でる…」
「うっうんこ!?」

慌てて雅紀に担がれてトイレに行ったんだが、一向に出ない。
なのに、腹の痛みは増してくる。

「ううう…」
「翔ちゃんっ…どう!?大丈夫なのっ!?」

トイレの外で雅紀が騒いでるけど、返事もできなかった。

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