第7章 ショコラ scene5
俺を抱き上げると、リビングのソファまでダッシュした。
「スマホ取ってくるから、ちょっと待っててね!」
雅紀がトイレまで戻っている間、猛烈な痛みがケツから腹に向かって走った。
「ぐあああああああっ…」
腹の皮膚が裂けるんじゃないかと言うほどの痛みが襲ってきた。
「いだあああああいっ…」
同時に、ケツからも言いようのない痛みが襲ってきて。
経験したことのない痛みに、気が遠くなりそうになった。
なんとかクッションを掴んで気を失わないよう、歯を食いしばる。
「雅紀ーーーっ…!」
ああ、だめだ…クソ痛くて死にそうだ
「雅紀ーーーーーっ…!!」
眼の前が真っ白になった
「翔ちゃんっ…!」
雅紀…雅紀ぃ…