第7章 ショコラ scene5
しょぼんとして俯いてしまった智くんの肩を、ニノがポンポンと叩いた。
「そんな顔しないの。みんなで決めたことでしょ」
「でも…」
「もー、うっとおしいな…」
ぶにっと智くんのほっぺたをつまんで横に引っ張った。
「そーそー。もう、決めたことなんだからさ」
潤もニノ越しに手を伸ばして、智くんの鼻をぶにっと潰した。
「ふが…」
「あなたが、翔ちゃんの役に立ちたいって気持ちはわかるけど、私達は日曜日のこと考えましょう」
「ん…」
「そーだぞ。翔くんと相葉さんはこういうの慣れっこなんだから…」
「おい、慣れちゃいねーぞ」
「そうだぞ~」
ぺろっと潤は舌を出した。
「さーせん」
「だから…」
「大野さん」
潤が真顔になると、またシュンとした。
「わかったよお…」
「ほらほら…湿気た顔してんじゃないよ…」
ニノが智くんの顔で遊び始めたから、潤は苦笑いしてる。
「おーちゃん…俺、おーちゃんよりも力ないけどさ…でも、おーちゃんより翔ちゃんのこと愛してるからさ」
「お、おい、雅紀っ…」
突然真顔で何を言い出すんだ。
「あー…それは相葉ちゃんには負けるな…」
智くんが苦笑いした。
「だろお?だから、こっちのことは俺がしっかりするから、そっちもしっかりしてよお?」