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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


幸い、胃には何も入ってなかったから、出てくるのは液体だったから、助かった。

「うえっぷ…」
「翔ちゃん…」

雅紀が心配顔で背中を擦ってくれてる。

「大丈夫…」
「もおっ…大丈夫じゃないだろ!」

雅紀がばさっと上着を脱いで俺にかぶせた。

「楽屋、戻ろ?」
「うん…」

フラフラするのを支えられて、なんとか楽屋に戻った。

「ど、どうしたの!?」

楽屋に残ってたニノが慌てて弁当を放り出して駆け寄ってきた。

「ふにゃあ!?」

寝てた智くんも飛び起きるほどの勢いだった。

「なんでもない…」
「いやいや、ないわけ無いでしょ!」

智くんが寝てたソファをあけてもらって、そこで横になった。

「翔ちゃん、また吐いちゃったんだよ…」

俺のマネージャーに雅紀が説明してる。

「じゃあ、収録終わったらまた病院行きましょう」
「そうしといて。手配よろしくね」

雅紀が珍しくちゃきちゃきと手配してくれてる。
ニノと智くんはソファの横で心配そうに俺を見下ろしてる。

「どうしちゃったの…翔ちゃん…」
「いやあ…食堂行ったら、急に気持ち悪くなって…」

あんなの初めてだった。
飯が炊ける匂いが気持ち悪いとか…

一体何なんだ?

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