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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5





「んんー…?」

智くんが俺の目の前であぐらをかいて座っている。

「な、なんだよ…」

次の日、湾岸スタジオの楽屋に入ったらみんなに心配された。
メイクの順番なんか変わってるから、なにがあったのか、みんな当然知ってたわけで…

今、俺は智くんに捕まっている。
雅紀は先にメイクに行ってしまった。

「なんか…大きくなってるんだけど…」
「は?」
「米粒」
「え…えええ!?」

すっかり忘れていたが、今俺は本物さんに取り憑かれているんだった。

「まじで…?」
「うん…なんかこぶし大に成長してる」
「こぶし大…」

グーを握って見つめていたら、潤が心配顔で俺の隣りに座ってきた。

「護符…効いてないのかな…」
「あっ…すまん!いい忘れてた!」

潤の護符が今、行長先生のところに行っているのを伝え忘れていた。

「え…じゃあ、今仙台にいらっしゃるの?先生たち」
「そうなんだよ…幸雄さんちの近くのホテルに缶詰になってるみたい…」
「わぁ…大変だなあ…」
「インフルかあ…」

智くんとニノが心配そうに目を合わせてる。

「まあ、幸雄さんがいるから大丈夫でしょ?」
「そだな…」

ちらっと智くんが俺を見上げた。

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