• テキストサイズ

カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


何度目か眠っている時、また下腹部に痛みを感じた。

「うう~…?」

ごろんと横になって、腹を抱えた。

「なんだこれ…?」

まだ痛みが続いてるのかと不安になってくる。
おかしい。
だって、雅紀のアレはちゃんと出し切ったはずだし…
なんでこんな痛いんだ…?

じわじわとした痛みを和らげるため、腹を手で擦る。

「ん?」

なんか…
腹出てる…

「やべえ…太ったか…?」

せっかくコンサートに向けて痩せて、キープしてきたのに。
また二重顎だなんだ言われるな…

少しベルトを緩めてみたけど、ツキンツキンと痛むのは変わらなかった。


なんとか生放送を終えて、反省会を待つ間。
楽屋に戻ってる最中に、吐き気がこみ上げてきた。

「櫻井さんっ!?」

後ろを歩いていたマネージャーを突き飛ばして、廊下を逆走した。
楽屋の近くにあるトイレに駆け込むと、個室でゲーゲー吐いてしまった。

「櫻井さんっ!?大丈夫ですか!?」

マネージャーが外で呼んでるけど、答えることすらできなかった。

夜に食べた弁当を、すっかり出し切ってしまったら、やっと立ち上がることができた。

「…すまん…」

個室のドアを開けると、マネージャーが真っ青な顔をして立っていた。

「病院!行きましょう!」

/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp