第7章 ショコラ scene5
食べ終わると、ウトウトしてきた。
腹の痛みは、まだ続いてる。
体もなんか重だるい。
薬を飲んでソファで横になってると、本格的に寝そうだった。
「翔ちゃん?寝ちゃう…?」
「うん…」
「じゃあベッド行く?」
「ううん…このままソファでいい…」
「わかった。じゃあ毛布持ってくるからね」
「うん…ありがと…雅紀…」
クッションに顔をこすり付けながら目を閉じると、あっという間に眠りに落ちていった。
次に目が覚めたら、もう朝だった。
「どあっ…」
慌てて起き上がると、寝室に眠ってた。
どうやら雅紀が運んでくれたみたいだ。
「やっべ~…」
昨日のうちにやろうと思ってた、あれやこれやが全く済んでいない。
奇跡的に寝起きからフル回転の頭を抱えながら、まだ眠ってる雅紀を起こさないようそっとベッドから降りた。
「う…?」
腰と…まだ腹が重だるく痛い。
「なんだこれ…」
こんなにアレの腹痛って続くものなのか?
「うー…」
「…翔ちゃん…?」
唸っていたら、雅紀が起きてしまった。
「まだお腹痛いの?」」
「あ、ああ…なんでもねえよ?」
「嘘…顔色悪い…」
俺の額に手を当てた。