第7章 ショコラ scene5
「まさきぃ…」
「翔ちゃん…」
ぶるりと震えると、雅紀は俺のことまたぎゅうっと抱きしめてくれた。
「初めて、中で感じてくれた…」
「え…?」
「俺、嬉しい…翔ちゃん…」
まだ足がガクガクするほど感じてて、これが…中で感じるってこと…?
「だから…えと…」
「ん…?」
「中で…出しちゃった…ごめん…」
「ぶ」
さっきの男っぽさはどこいったかというほど、しょげてしまった。
「ごめんね…ちゃんと掻き出すから…」
「ああ…頼む…」
まだ足が震えてる。
力ももう入らなくて、雅紀にしがみついてるだけで精一杯だった。
「あ…」
雅紀が出ていった瞬間、お湯が入ってきて。
その感覚も相まって、お腹が凄く熱い。
「雅紀…立てない…」
「ん。今、出すから待ってて…」
なんとか浴槽の外に引っ張り出してもらったら、頭がくらくらして立っていられなかった。
「翔ちゃん…?」
雅紀の声を聞きながら、すうっと意識が遠のいていくのがわかった。
「ん…?」
目が覚めたら、ベッドに寝てた。
「あれ…?」
頭にアイスノンが乗っかっている。
「のぼせちゃったのか…」
ちょっと頭を起こそうとしたら、ツキンと下腹部に痛みが走った。