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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


ろくに湯を浴びてなかったから、ちょっと熱い。
腕を引かれて、雅紀の胸に倒れ込んだ。

ぎゅっと抱きしめてくれる腕は、熱い。

「かわいい…翔ちゃん…」
「雅紀…」

抱きしめていた腕を離すと、ちゅっとキスをくれた。

「好きだよ…翔ちゃん…」

前髪から汗がぽたりと水面に落ちた。
その前髪の奥から、優しく笑う目が見えてる。

胸が、いっぱいになった。

いつでも…どんなときでも、雅紀はこの優しい目で見守ってくれてる。

「…雅紀…」


ずっと…
ずっとずっと…

一緒に居ような

雅紀


「翔ちゃん…?」

涙がぼとぼとと出てきて困った。

「どうしたの…?」
「雅紀が…」
「ん…?」

きゅっと温かい手で、俺の頬を拭っていく。

「雅紀が好きすぎて、泣けてくる…」

ぱあっと嬉しそうな顔をすると、すぐにくしゃっと顔を歪めた。

もらい泣きしそうになってんだ。
かわいい…
なんてかわいいんだろう。

「もう…俺のことどうしたいの…」

またぎゅうっと抱きしめてくれたら、いきなり身体を少し持ち上げられた。

「あっ…」

沈み込んだと思った瞬間、雅紀が中に入ってきた。

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