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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


「ま、できることがあれば、私達も協力しますから、ね?」

ニノはぽんと智くんの背中を叩いた。
智くんは起き上がって、涙を拭いた。

「うん…ま、多分悪いものじゃなさそうだから…」
「あ、やっぱり智くんもそう思う?先生もそう言ってた」
「だって見えるもん。米粒」
「あ、そか…」

智くんには、悪意のあるものは見えにくいらしい。
まあ、その境目っていうのが何かは、本人にすらわからないみたいだけど。

「まあ、悪意がなくてもさ。翔ちゃんに都合の悪いことになったら事ですからねえ…我々も引き締めなきゃ」
「んだな」
「まー…俺も気をつけてみとくよ…視えないけど」
「私もですね…」

潤とニノがつぶやいて、みんなふふっと笑った。
ちょっとだけ、場がなごんだ。


その後は正月明けだから、スタッフさんや局の偉い人たちが集まってきて、挨拶大会になった。

今年はデビュー20周年の記念ツアーを目一杯やるから、レギュラー収録もいろいろと変則的になることもある。
そういうのを全て飲み込んでもらってるから、挨拶も自然、丁重なものになる。

事故なく一年を無事に乗り切りましょうと約束して、今年のレギュラー一発目の収録は始まった。

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