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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第7章 ショコラ scene5


「て、てめえだって米粒だったじゃねえか!」
「わかってるよ!」

潤がムキになって言い返した瞬間、智くんが床に崩れ落ちた。
笑いすぎて痙攣を起こしたみたいになってる。

「ど…どんぐりぃ…」
「はいはい…」

ニノが智くんの背中を摩りながら、俺と潤の顔を見た。

「どんぐりの背比べだって言ってます」
「…わかってます…」

雅紀がよしよしってしてくれたから、とりあえずよしよしのお返しをしといた。

「じゃあ、しばらく様子をみるってことなんですね?」
「ああ…先生はそう言ってた」
「そうですか…」

ニノは目を伏せながら、ふーっと細く長いため息を吐き出した。

「どした…?」
「いえ…やっぱり今年も…」
「…まあな…」

去年はなんとか平穏に一年過ごしたけど…
今年もやっぱり本物さんとは仲良くしなきゃいけなさそうだ。

「ニノんとこ、黒来てるの?」
「あ…今年入ってから来てないですねえ…そういえば…」
「そうなんだ…」

まあ、今年は天皇陛下も代替わりだし…
もしかして、御陵の辺りはざわついているのかもしれない。

「相葉さんとこには?」
「来てないよね?翔ちゃん」
「そうだな。忙しいんだろ」

そう言ったら、ニノは納得した顔をした。

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