第3章 アリストテレス
「これ以上入らないや…」
「最初っからっ…そこ、挿れるとこじゃない…」
「だから…動いたら怪我するから、動かないでね?」
そう言うと、そっと俺の足からスエットを抜き取った。
「え…?」
足は自由に動かせるようになったけど、あんなとこにあんなものが刺さってるから、動けなかった。
俺の様子を見て、ニッコリ笑うと、今度はTシャツも外してくれた。
「動いちゃだめだからね?」
遂に俺だけ素っ裸になってしまった。
これはこれで恥ずかしい。
しかも、アソコには綿棒刺さってるし…
涙目になっていると、潤は俺の足をそっと開いた。
「力…抜いててね?」
そう言いながら、俺の横に寝転がってきて。
すごく優しく、俺の髪を撫でた。
「潤…」
「ごめんね…どうしても俺…翔くんを抱きたい」
「俺も抱きたい…」
「あとで必ず、ね…?」
ホントかよぉ…
ならこんなことしないでも大人しく…は、できなかっただろうな…くそう…
そんなこと、わかってんだろうな…潤のやつ…
俺のこと…俺よりも、わかってるのかもしれない…
「翔くん…」
凄く、凄くいい笑顔を見せて、潤の唇が近づいてきた。
厚みのある唇が、俺の唇を包み込む。