第3章 アリストテレス
「シー……動いたら、傷ついちゃうから、じっとしてね」
真剣な顔をすると、綿棒を徐に俺の息子の先っぽにくっつけた。
「んあっ!?」
「動かないで!」
鋭い声に、思わず動きが止まった。
その瞬間、潤は細い綿棒を俺の俺に…
ぶっ刺した
「───!?!?」
「じっとしててね…動くと中、傷つくから…」
ベビーオイルがついているから、ゆっくりと俺の中に埋め込まれていく。
「ちょ、待てっ…い…痛いっ…」
「んふ…痛いでしょ?動いたらもっと痛いからね」
ちょっと待て。ちょっと待て。
なんでそんな鬼畜なことを、そんな天使の笑顔で言えるんだっ…!
身動きの取れなくなった俺は、ただひたすら潤の指先を見ていることしかできなかった。
「どこまで挿れたらいいのかなあ?」
「し、知るか…」
動けないからでかい声も出せない。
なさけなーい、小さな声しか出せねえよ…
「潤…な、やめよ…?」
「だめ」
なんでそんな頑固なんだよおおおおっ…
って、こいつ昔からそうだった。
一回決めたら、最後まで…どんな手段を使ってもやるやつだった…
「あ…あぁ…」
もう痛いやら、なんか出そうな感じがして気持ち悪いやら…