第3章 アリストテレス
目を見て言ってやったら、びっくりした顔で息を呑んだ。
突然がばっと俺を抱きしめると、そのまま俺の体をひっくり返した。
「え?」
「翔くんっ…」
まだ腕のTシャツを外してくんないから、バンザイの格好でうつ伏せになった。
俺に跨ったまま、むき出しになった背中に潤はひたすらキスを落としてる。
「ちょ、ちょ、ちょ?潤?」
「嬉しいっ…ほんと、俺嬉しいっ…」
キスしながら、俺のスエットをズルリと引き下ろした。
「んあっ!?」
むき出しになったケツに潤の温かい手が触れた。
「嬉しい…」
「じゅ、潤?」
ちょっと待て…なんかおかしいぞ…
今度は濡れたスエットが腿で引っかかってて、足まで動かなくなった。
「落ち着け…な?」
「落ち着いてらんないよっ…」
そう言うと、突っ伏してる俺の前に手を入れてきた。
「ちょっ…ちょおっ…」
ぎゅっと、俺の俺が潤の熱い手に握り込まれた。
「ま、待て、展開が早すぎるっ…」
「やだっ…もう待てないっ…」
びっくりして腰がちょっと浮いた。
その瞬間、手が俺を扱き出した。
「あっ…あ、潤っ…て、おいっ…」
なんだこれは。
なんか俺が思ってたのと違うぞ!