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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第3章 アリストテレス


ああ…俺の車がやらかしにバレるの、そんなに嫌なのか…
まあ、嫌っちゃ嫌だけどな。

「まあ…別にいいけど…」

寝室も別にすれば、もうあんなことにもならないだろうし…
俺は今日はソファで寝ればいいか。

なんて算段してたら、いきなり潤が俺を抱き上げた。

「はあっ!?」
「…よかった…俺、嫌われてなかったんだね…?」
「え?あ?何いってんの?」
「俺…ほんとに翔くんに嫌われてると思ってた…」
「ば、バカ…嫌いなわけねえだろ…?」

むしろ、お前で一発抜いたことがあるくらい…
って、オイ!俺っ…

「ど、どうでもいいから、下ろせよっ…」
「やだ」
「へ?」
「翔くん…やっと俺を受け入れてくれたんだね…」
「は?」

潤は靴を脱ぎ捨てると、廊下をずんずん歩き出した。

「寝室、どこ?」
「は?」
「寝室」
「え…ここ…」

書斎にしてる部屋の向かいのドアを指すと、すぐにドアを蹴破るようにして開けて、中にはいった。

「ちょっ…?!えっ…!?」

部屋の電気もつけず、潤はまっすぐベッドまで歩くと、俺をベッドに放り投げた。

「な、なにすんだよっ!?」

今朝、起きたままで乱れたベッドの上で俺は後ずさった。

だって…なんか、潤の顔が真剣で。

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