• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第24章 幸村の誕生日




「良い知らせは、勝ったって知らせじゃなくて、ただ、ただ、帰って来たってことだけだから」
真剣な瞳と口調で華月は幸村に訴えた。



勝利も戦利品も褒美も要らない。
貴方が生きて、私の目の前で笑っているなら。
これからもずっと笑っているなら。

今日の今、私の傍で笑ってくれている幸村に贈る。
「ありがとう❤」



俺の事、そんなふうに想ってくれて、
好きになってくれてたのか。
「こっちこそ、ありがとな」


笑い合って、口付けた。




「幸…」
「なんだよ」
「なんで梅と杏がごちゃ混ぜになってるの?
梅食べちゃったよ!スッぱーいっっ!」

完熟した梅は杏と大きさも色もほぼ同じで、区別がつきにくい。




/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp