• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第24章 幸村の誕生日





「お、おう、ありがとな」
「う、うん……」
「………」
なんともお互いぎこちない。

(…ホント、俺、気の利いた言葉も言ってやれねーな……)

幸村ははぁーと小さくため息を吐く。

「えっと…幸、これ…お祝いの贈り物…」
「え?あっ」
「料理は下手だから、作って来れなかったの。けど…コレ、幸村の為に作ったの」
風呂敷に包まれて差し出された華月の贈り物。

幸村が開けてみると
「! 紅の陣羽織かっ」
幸村がキラキラとした瞳で嬉しそうに、
それを掲げながら見る。
「うぉー、すっげぇ格好良いなっ」
本当に子供みたいだ。
「ありがとなっ」




/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp