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きまぐれ

第1章 かわいい貴方が悪いから俺は悪くない




二人でこしょこしょ話してたけど、さとしくんの目が薄くなってきた。


「しょおくんがいっぱいするから」


「しょうがないじゃん」


「なんでよ。我慢してよぉ。疲れるじゃん…」


さとしくんはふんわり笑って目を閉じた。


だってさとしくんがかわいいから。


さとしくんがすきだから。


たくさん愛したいから。


かわいい貴方のせいだよ。



「かわいい。ずっと愛してる」



無意識に繋いでいた貴方の左手。


その薬指を噛んで、赤いしるしをつけた。





end.
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