• テキストサイズ

きまぐれ

第1章 かわいい貴方が悪いから俺は悪くない




「あ…あ…きれい…ぃっ」


今にも溶けそうな目で俺をうっとりと見つめて言う。



さとしくんのほうが綺麗だ。


イってよ。


綺麗なさとしくんを俺に見せてよ。




じゅううっとそれを吸い上げる。


「は、しょ、ああああ…はああっ」


喉の奥に感じるさとしくんの熱。


この若干の苦しさもすき。


それを飲み込んでから鼻を通る青臭さもすき。


喉に引っ掛かって、これが現実であるのを実感するのもすき。


/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp