第13章 2度目の初めまして
麟太郎「分かった!」
救急車を呼んだ後、AEDを探す
『僕、お母さんに声掛けてて反応したら教えてね?お父様の方が脈拍…心拍数低下してる。すみません誰か手を貸してください』
適当に髪の毛を結んだは1、2、3、4と心臓マッサージと人工呼吸をしている
『っ…!子供置いて!逝くな!』
麟太郎「AED持ってきたよ」
『ありがとうございます!』
ガチャガチャとAEDを付けるの手際が良い
呼んだ救急車が来るまでの間
周りの人達に指示を出しながら人命救助をしている
「お姉ちゃん…お母さんが動いた!」
『!ありがとう、僕。聞こえますか?分かりますか?』
微かに頷く母親にホッとする、父親も程なくして息を吹き返す