第13章 2度目の初めまして
何度泣き叫んだのか
どれだけ呼んだのか
麟太郎「……まだ消えないよね」
『……思い出さないようにしてます』
そう言ってが下を向くと、前の方から大きな衝突音が響いた
『!』
パッと顔を上げたは青ざめていく
麟太郎「事故か…っ!!?」
自分の怪我なんか関係なく飛び出していく
「おとーさあああん!おかーさあああん!」
『大丈夫、助けるから!頭を抱えてください!』
泣いてる子を慰めながら松葉杖を使って助手席のガラスを叩き割る
『!大丈夫ですか!?意識はお母さんの方はある…麟太郎さん救急車呼んで下さい!あとAED持ってきてください』