• テキストサイズ

【暗殺教室】僕の専属使用人

第14章 僕の使用人。


椚ヶ丘高校入学式ーー。

僕は、首席で入学したため、壇上の上から新入生代表の挨拶をする。



学秀『僕たちは…この椚ヶ丘高校の生徒として…………。』


この椚ヶ丘中学高校の理事長である父が僕を見ている。同じく新入生や、教師たち、みんなが今、僕だけを見ている……。

だが、ここにまぁはいない…。

一番見て欲しいまぁがいない……。


僕は挨拶を終え、再び列に戻る。



新しい教室に入り、指定された席に着く。担任が挨拶をしている。


ガラッ……。


『お、遅れてすみません!』

開いた扉に全員が注目する。


僕も開いた扉に目を向ける。

そこにいたのは………。

学秀『まぁ…………。何故…ここに…。』


椚ヶ丘高校の制服を着たまぁが走ってきたのか息を切らしている。

担任『あ〜、確かいきなり我が校の転入試験を受けた桃宮さんだったね。

あまりに急だったので、クラス表の名前に載せてなかった。

あなたは、えぇ〜っと、浅野学秀君の隣の席に座って下さい。』

そう言って担任は僕の隣の席を指指す。

『はいっ。』


まぁが僕の隣の席に座る。


『これからよろしくね!浅野君!』


まぁがイタズラっぽく笑いながら僕を見る。



学秀『聞きたいことは山ほどある。後で覚悟しておけ。』


『あとで…ね!』


今日は、必要な書類、参考書などをもらい、各自解散となる。

他のクラスメイトと会話していたまぁを横目に見ながら僕も鞄に荷物を詰めていた。
/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp