第13章 奪われる日常
蒼葉『何が言いたいの…?』
『あなたは……愛してほしい…。ほんとは誰よりも愛してもらいたい……。そうなんでしょ?』
蒼葉『…………。ふふっ。ははは…。ならさ、まぁが俺を愛してよ。
俺を、誰よりも愛してくれたらいいじゃん。』
『私は、学秀を愛してる!あなたの入る隙なんてこれっぽっちもない!それに、かすみ…』
蒼葉に唇を奪われる。
『んっ…ンンンっ…』
蒼葉『黙れ……。必ず俺なしじゃ生きれないようにしてやる。』
ピリリ…ピリリ…。
蒼葉のスマホがなる。
蒼葉『浅野君ご到着ぅ〜!楽しみだね!まぁ。』
蒼葉が部屋を出て行く。
私はただ、黙って蒼葉を見ていた。