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【暗殺教室】僕の専属使用人

第7章 旅行の時間。


旅行当日。

学秀の車で別荘に向かう。


『榊原君たちとは現地集合なの?』

学秀『あぁ、そうだ。あの辺は別荘がたくさんある。蓮の別荘もわりと近くにあるからな。』


『そっか。私も前は、国内外に別荘持ってたけど、全部手放しちゃったからなぁ〜!』

学秀『なら、次は違うところに行こう。2人きりで。』


『うっうん…。』

車を走らせて3時間。

学秀の別荘にやって来た。荷物を置いていると榊原君の声が聞こえる。


榊原『やぁ、浅野君。まぁちゃん。僕らもさっき着いたところさ。で、非常に言いにくいんだが……。

かすみに今日の事を話したら、他にも色々着いてきてしまって…。』


かすみ『浅野君、久しぶり!』

学秀『あぁ…。あの時の。』


その後ろから見覚えのある顔が出てくる。

蒼葉『やぁ、まぁちゃん、浅野君。こないだぶり。』


私は持っていた日焼け止めを落とす。

『なん…で?』

蒼葉『何でってひどいなぁ〜!もちろんまぁちゃんを俺のものにするためだよ!』

学秀が私の前に立つ。

学秀『こないだの事を忘れたわけではないだろうな?』

蒼葉『ん?まぁちゃんが使用人だってこと?

それなら安心してよ。ちゃんと考えてるからさ!じゃ、先に海行ってるから、着替えて来てねぇ〜!』


蒼葉が砂浜へ歩いて行く。

『ど、どうしよう…。』

学秀『まぁ、あいつは油断できない。片時も僕の側を離れるな!』


『うん…。』


水着に着替えて砂浜へ行くと、優さんと悟さんもいた。

優『うっわ!まぁちゃん中3でそのおっぱいはイケナイなぁ〜!さすがに見ちゃうよぉ。』

悟『バカッ!お前!そぉゆうこと平気で言うな!ごめんね。まぁちゃん。』



『あはは…。』

かすみ『で、何カップよ?』


『えっと…それ言わないといけない?』

蒼葉『Eだろ?見れば分かる。』

私は恥ずかしくなり、思わず両手で胸を隠す。


学秀『まぁ、気にするな。向こうへ行くぞ。』


そう言って私の手を握りその場を離れる学秀が頼もしく見えた。


蒼葉『今のうちだけだよ〜?浅野君。』ポツリとささやかれた言葉は波の音にかき消されて誰も聞いていなかった。。


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