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*空*和也*

第1章 *空*


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タクシーに乗って


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窓の外の流れる景色を見てたら


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手の先にチョンって


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和くんの手が当たって


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横を見たら


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和くんがこっちを見てるから


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指先をキュっと握ってみたら


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和くんがふって笑って


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手をギュっと握り直したから


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あたしもふふって笑った


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和くんちに着いたら


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少し緊張してきた


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和「どうしたの?」


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「ん?・・・うん」


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ハハって笑った和くんに


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手を繋がれてリビングまできた


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「変わって・・・ないね」


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一緒にいた頃と変わってない・・


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まあ、3ヶ月しか経ってないけど

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和「(笑)そりゃね、模様替えする時は手伝って?

んちのも一緒にするから」


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「うち?」


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和「そ、ほら俺配線とか得意だから」


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そう言って笑った和くんは


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どうしてもうちに来たいみたい


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