第1章 【番外編】チョコと経験値
上鳴
「靴箱にチョコとか、リアルに初めて見たぜ」
瀬呂
「俺も」
峰田
「そういうの非モテにはダメージデケェんだよ‼︎」
わー、自虐。
薙景
「いや〜、2人ともモテるね〜」
山程って訳じゃないけど、結構な量…当分おやつには困らなそう。
轟君の机の上からチョコを一個手に取ってみる。
薙景
「これとか2年生からじゃん」
他も違う学年、もしくは違う学科の生徒からかな?流石はイケメン。
轟
「!いや、これは…」
直ぐに取り返されて、轟君はさっさとチョコを仕舞ってしまった。
そんな慌てなくても良いのに。
薙景
「あ、風利が買い物用のビニール袋持ってるよ、爆豪君使う?」
爆豪
「使うか‼︎」
全部鞄に詰める気かな、まさか捨てはしないと思うけど。