第1章 【番外編】チョコと経験値
私は、峰田君を離れた距離から冷めた目で見てる女子達の存在に気付いた。
その様子から、峰田君が嘆いてる理由は同情に値する事ではないと予想。
例えば、
薙景
「楽しみにしてた深夜番組見逃したとか?」
峰田君の代名詞「エロ」に関する事とかね。
峰田
「違ェよ‼︎」
薙景
「違うの?」
峰田
「あれを見ろォ‼︎」
両手を上げた峰田君が、それぞれの手で違う方向を指差した。
爆豪
「見んなクソ‼︎」
轟
「……」
そこには、
風利
「!うわ…」
薙景
「おおー、2人とも凄いね」
自身の机上にある“複数の”チョコ…それらと睨めっこしてる、爆豪君と轟君の姿があった。